2023年 第15戦 宮里藍サントリーレディス
【初日】
渋野日向子の帰国試合なので、予選2日間のカメラは渋野の組に密着だ。山下美夢有、そして手羽先（馬場咲希）と同組。ホールアウト後に「2人ともテンポがよくとても回りやすかった」と山下が言っていたように、山下-5で4位T。渋野-2は24位T、馬場-1は36位Tと、3人まずまずのスタートを切った。初日首位は天真爛漫岩井千怜。なんとtoday-9という、本人曰く「凄まじい集中力」でビッグスコアを叩き出した。大会中にこういった爆発デーが必ずあるイメージだが、なぜかまだ今季は1勝どまり。急に不安定になり少々やらかすのはご愛嬌か。姉の明愛も-5の4位Tと好発進、同じく4位Tに安田彩乃。安田はここのところ調子が良さそう。問題なく予選を通ればひょっとするかもしれない。千怜を追う2位Tにフェービー•ヤオと脇元華。そして菊地絵理香は+1、67位T。カットラインはEVENになるだろうから明日はセーフティに行くべきか。まずは予選通過で確実にポイントを。
【2日目】
岩井千玲がToday-5で首位を守った。4日で-30を叩き出す気か？おそろしい子。。。だが今大会は好調を維持し、しっかり予選を通った安田彩乃にロックオンだ。キテるオーラを感じる。あとは、まず金澤志奈がホールインワンを達成。今季は多い、10コ目だそう。渋野日向子はやはり手がまだ痛かったのか、2打足りず予選落ち。9番での3パットは完全に集中が切れていた。これを見て、「あ、古江彩佳や西村優菜だったら絶対やらないな」と思ってしまった。帰国後すぐにプロアマに参加したという先日の西村のブリジストンレディスのプレーを見てたから、今日の渋野は正直物足りない。だが今日の結果に一番悔しい思いをしているのは本人に間違いないのでこれ以上は言わない。あとこんな言い方もアレだが山下美夢有のダボが見れるとはね（当然直後8番9番でバウンスバック）。最後に菊地絵理香、Today-3でしぶとく予選通過。明日は手羽ちゃんと一緒だから少しは映るかな。
【3日目】
3日目の岩井千怜もたいへん安定していた。テレサ・ルーの持つ4日間大会ベストスコアの-24を明日間違いなく更新するだろうと観ていたが、後半まさかの2つのボギー。記録は元より、明日最終日に少しの不安を感じたものだがそれは完全に杞憂に終わった。
【最終日】
申ジエの追撃で一時は1打差に迫られるも、まったく問題なく岩井千怜が磐石の勝利。RKB×三井松島レディスに続き今季2勝目。
強かった。それ以外に良い意味で何も書くことがない。山下美夢有が勝ったときにたまにこういう気持ちになるが、千怜もその域に達してしまったのか。姉妹揃って思い切り全米全英で暴れてくるといい。
菊地絵理香は41位T。おつかれさまでした。
さて私の月曜からのミッションはニチレイレディスの初日生観戦に向けて、たまりにたまった仕事を猛スピードで終わらせることだ。
