JLPGAツアー観戦記

ナイスー♪

2023年 第20戦 大東建託いい部屋ネットレディス

ここから後半戦。昨年の北海道から福岡に舞台をうつして4日間で行われる今大会。全米帰りの選手たちもほぼエントリーしており、そこで得た経験を活かして、前半と違うプレーを見せてくれるだろうか。
先週のオープンウィークでは、ゆっくり体を休めたり、ここぞとばかりに遊び倒したり、スポンサーまわりをしたり、いつも通り練習に明け暮れていたり、と選手それぞれの過ごし方があったようだ。私も先週は休ませてもらった。「前半戦の振り返り」を書き始めたのだが、暑さにやられて気力を失ってしまったのだ。情けないが、ケツを叩く編集者がいるわけでもないし、購読を楽しみにしてくれる読者が(いまのところ)たくさんいるわけでもない。他人に悪影響を与えるわけではないので、どうかご容赦いただきたい。……などと、こんなにダサい弱音など選手たちはもちろん決して吐かない。
福岡県糸島市の開催期間中の天気は、曇り/傘マークがチラホラといったところ。これまでの豪雨で通行止めになった道がいくつかあるようなので、観戦にいくなら公共交通機関を使用するようにと、主催者側は呼びかけている。
私はちょうど開催期間と同じ日程で出張が入ってしまい、おそらく観戦は1分もできないだろう。かと言って、初日のゴルフも見ずに優勝者の予想などしたくはないので、週明け月曜日にここに追加で結果を添えるという形にしたいと思う。こうなると今回も事実上先週に続いて休み扱いとなってしまいそうだ。
ちなみにディフェンディング・チャンピオンは我らの菊地絵理香である。しかしポスターには契約プロ4人の写真のみ。ほほう、やってくれるじゃない。前節の悔しさを力に変えて。菊地の大会連覇を期待したい。

今年のポスター。いないね、ディフェンディングCが

なので、優勝した昨年、コースレコード-9を叩き出した第2Rの写真を掲げてやりました。

日曜に出張から帰宅し、最終日を録画で視聴した。
小祝さくら吉田優利、2人の実力者がその背中を追いかけたが、バックナインで5連続バーディの離れ技を見せた「黄金世代」のひとり、小滝水音が見事初優勝。着実に力をつけてきたものがようやく開花した感のある選手。今後の活躍を見守りたい。
ところで、荒天による短縮競技は今シーズン3度目。良い競技短縮と悪い競技短縮があるわけではないが、6月のヨネックスレディスの競技短縮&セカンドカットは、あまりよい短縮ではなかった記憶がある。インスタでセカンドカットのスコアが最後まで知らされなかったことに苦言を呈した選手もいた。(それが原因とは言わないが、その選手はそれからJLPGAツアーに出ていない。)結局27Hという、競馬でいうとスプリンターズステークスな短距離レースでの決着となった。そして今大会、多くの人たちがコメントしていた通り、3日目を2wayスタートにしなかった決定について、なんだかとても気持ち悪く感じた。「ゴルフ競技は選手とファンだけでは成り立たないんだよ」というメッセージがやけに強く伝わってきたのだ。それを承知で視聴していたつもりでもこれはちょっと。。。前述のヨネックスも、コースが霧に包まれるのはわかっていたのに通常の新潟開催から、わざわざ静岡の霧の名所朝霧へ。いろいろあるのだろうが、なるべくキレイにやってほしいものだ。
最後にDAZNよ、ウイニングパットを決めた瞬間、そしてその後の数秒間、その選手の顔を映すのはそんなに難しいことなのか? やはり新興なためにグリーン回りのカメラマンの動きが制限されているのか? 何度も言うが無料放送じゃないんだからさ。「DAZNさん、パットの時にカップが見えません」に続き、「DAZNさん、優勝の瞬間、選手の顔が見えません」を番外編で書くからね。

ほんの一瞬顔が映ったが、これが精一杯


2023.7.24.15:45 責了